しっかりしてるねぇ

先だってとある銀座の女性2人と話したが興味深かった。1人は月〜金とフル出勤の20代後半の女子。もう1人は週に3〜4日働く30代半ばの女子だった。何が興味深かったというと、それなりの貯蓄をしていることだ。20代女子は「来年には貯金が1億位ににはなると思うんだけど、株とかでもやろうかなぁ、何買ったらいい?」などと聞かれ「うーん個別なら大手商社とか銀行がいいんじゃないかなぁ」などと答えておいた。また30代女子も「だいたい5千万円位かなぁ」とこちらもそれなりの金額だった。いやぁ、自分の若い頃は借金こそあれど、貯金なぞ無かったに等しいが、大したものだと感心した。こういう話を聞いて思うのは老若男女ともものすごい格差が広がっているということだ。この子達は少なくとも年収ベースで2500万〜5000万円あるわけで、大久保あたりで立ちんぼで1人2万円弱で身体を売っている子達に比べたら何と稼ぐことか。下手なサラリーマンより遥かに上をゆく。もちろん雇われママクラスになれば年収7000万円近くになるわけで、これまた下手な重役クラスよりも稼ぐわけだ。こういう女子達は以前ならいずれはパトロン捕まえて店を持ってオーナーママにというストーリーだったが、あまりそういう話を聞かない。確かに店を持っても全ての店がうまく行く保証はない。だったら手堅く自分が住むマンションくらいは買っておいて、あとは堅実な稼ぎが出来ることを考えるらしい。水商売も確かに40歳くらいまでだろう。その後は堅実な人生の方が確かではないだろうか。そんな風に考えている20代、30代女子はその辺のサラリーマンのお父さんがたよりはしっかりしているなぁと思うのである。
また若い人の起業家でお金のある人が増えたようにも思う。よく恵比寿のおかまスナックに行くが、その店のオーナーはIT系の若い人達だ。もちろんその店に集まってくる客もみんな若い。港区や渋谷区のスナック、キャバクラ、ラウンジで羽振がいいのは殆ど若者だ。そんな人達は数億から数十億、たまには100億とか持っている人もいる。しかし、お金はあるが使い方に慣れていないので、そういう店で羽振り良く使うわけだ。もちろんそういう店の女子も稼いではいるが、ホストにハマってしまった日にはいくら稼いでもお金は残らない。また女性の起業家も増えている。知り合いの30代後半の女子経営者も起業した美容関係の会社を10億近くで売却し、悠々とした暮らしをしている。
そんな東京の状況だが、しっかり生きている人と、いい加減に生きている人の差がものすごくついているようだ。インフレだし、円は安いし、金利は上がるからどうしようなどと考えてお金を貯めている若い人たちと、その日暮らししか考えていない若者では差がつくに決まっている。しかし、考えようによっては稼げるチャンスを活かすという意味では銀座の女子も、若い起業家も時代の先端にいるのかもしれない。普通のOL、普通のサラリーマンには生き辛い東京になってしまったのかもしれないが、チャンスを掴めば一気に羽ばたける街でもある。若いうちに都会でガンガン稼いで、稼いだ金で将来地方でゆったり過ごすというのも幸せだろう。いろんな生き方の選択ができる時代になったことはとてもいい時代だ。目を細めながら、そういう若い人達の話を聞いているのも楽しいものだ。