THE LIFEFUMIO TAKASHIMA
ダイアリー2025.8.5NEW

バカンス

ここアンティーブに来て、ようやく2週間が経過した(1週間強スペインにいたので)。毎夏地中海を訪れていたので、ようやく最近になってこの辺りのライフスタイルがわかってきた。

先ずは地中海にいるというのとパリやロンドンにいるのでは全く違うということだ。つまり地中海にいるのはあくまでリゾート感覚であり、その機能とパリやロンドンの大都市としての機能を同じに見てはいけない。だから地中海では中規模の街が一番面白くないかもしれない。ニースやカンヌ、ジェノバなどだ。以前は自分もそういう街に滞在したが、少し大きすぎる街なのでなかなか住んでいる感覚にはなりにくい。しかし、こちらで過ごすのはあくまでローカライズできなくてはつまらない。そうなると選ばれる町が違ってくるのだ。ここアンティーブもそこそこの大きさだが、その中でもJuan Les Pins(ジュアレパン)という町だからこじんまりとしている。このこじんまり感がいい。数年前に訪れたイタリアのサンタマルゲリータもいい町だった。船でしかいけない海水浴場に乗合の船で行く感じがとても良い思い出だ。そう街ではなく町くらいの規模がいい。そういう町なら地中海沿いにはたくさんある。バルセロナ近郊のシッチェスもそういう町だ。そういう町に1、2週間滞在すると良さがじんわりわかってくる。代表的なのはカプリやアマルフィ辺りの町だろうが、多くのヨーロッパ人が過ごすバカンスとはそういうことなのかと思ってくる。買い物?それはパリやロンドンに行けばいい。ここで買うのは食品や日用品だけ。それよりも海があり、プールがあり、程よい値段の美味いメシ屋があれば充分だ。また適度に良いホテルも必ずある。できれば町を気楽に移動できる自転車くらいが確保できるといい。

この町にこうやって過ごしているのは偶然の賜物だが、近隣含めもっといろんな町を尋ねてみたい。海だけではなく山の方のプロバンスも良いだろう。クロアチアやモンテネグロも良かった。是非、これを読んでいる人も自分の町を見つけて楽しむといいのではないだろうか。