THE LIFEFUMIO TAKASHIMA
ダイアリー2025.8.15NEW

プチプロバンス

1泊2日でプロバンスをぶらぶらしてきた。案の定、もうラベンダーは刈り取りが終わっていてパープルの草原を見ることは出来なかったが、のんびりと500Kほど走ってきた。まずはヴェルドン自然公園の近く、ムスティエに。フランス有数の美しい村というだけあって山に張り付くように出来た村は真ん中に川が流れていて、それがクロア湖に流れ込む。陶芸の村なので何か食器でも買おうかという思いもあった。何気なく入った店で家で使う大皿を1枚買った。

3年ほど前にも訪れたが、今回はエクサンプロバンスみたいな大きな街には行かずに、その辺の自然の中を走りながら目的のホテルを訪れた。そのホテルはロリという街のはずれにあるドメーヌ・ドゥ・フォンテーヌというホテルだが、広い庭、プールがあるだけの瀟洒なホテルだったが大きなプラタナスの木が何本もあり、良い木陰をつくっていた。早めに着き庭を散策したり、ベランダから庭を眺めお茶をしたりゆったりと過ごせた。夕食は庭を望む戸外のテーブルで。ミシュラン1つ星のレストランだったがアラカルトでホテルのワイナリーで作るワインを楽しんだ。最近、終の住処をどうするかでカミさんと意見が中々まとまらなかったが、そのホテルの庭を見て、そんな広い庭は無理だけど都心を少し離れても良いから(目黒、世田谷あたりという意味)で庭付きの戸建て(家は大きくなくても庭を広く)を建てるかという話でまとまったのは、このホテルを訪れたからだった。

朝は葡萄畑の中を走りながら、どこかの教会の鐘の音が聞こえた。走り終えプールでひと泳ぎし、美味しい朝食を食べた。プロバンスの魅力はなんだろうと考えながらゆっくり朝食を取ったが、こうやってゆっくり自然と過ごすことなのだろうと思った。そう思うと日本て何かをしに行く場所が多いが、ゆっくりしに行くという概念の場所があまり無いなと思う。バカンスも、コートダジュールもプロバンスもみんな何かをしにこない。ゆっくりしている。その感覚の違いが少しわかってきた。

ホテルに話を戻すが、そのホテルはフランスを中心にスペインなども含め13ヶ所のブティックホテルを展開している。今、うちの会社では八丈島にホテルを開発中だが、いずれはヨーロッパでこのホテルグループよりも素敵なホテルを展開しようと思った。というのも10〜20部屋ほどのホテルが数億円で売られていることが多く、センス良いリノベーションと、料理に特徴を持たせることをすればバリューアップはし易いと思っている。売られているホテルはほとんどが100〜200ユーロの宿泊代だが500ユーロ前後までは引き上げられるはずだ。なんてまたビジネスの頭になっている自分がそこにいる。

そのホテルから30分ほどのところにあるシャトー・ラ・コストに寄った。ワイナリー、建築、アートが融合した施設で宿泊もできるしミシュランの星付きレストランもある。広大な敷地は123ヘクタールもあり、敷地の随所に散りばめてある建築やアートを見て回るだけで2時間半もかかる。猛暑だったので入り口近辺のアートだけ見たが、少し大きすぎて間延びした印象を受けたが、アートはそれなりに素晴らしいものが置いてある。

朝ごはんをゆっくり食べたので、ラ・コストでは飲み物だけ飲んで、ランチを取らずに帰路に向かった。途中高速のサービスエリアでバケットサンドを1本買い、3人で分け合って食べて丁度良いくらいだった。

4時ごろ家につき、ゆっくりしてから冷蔵庫の野菜などで和食。焼きなすや、オクラ、インゲンなど和の味付けで食べた、ホッとするね。