THE LIFEFUMIO TAKASHIMA
ダイアリー|2026.10.17NEW

緊張感

昨日昼頃新幹線に乗っていた。名古屋を過ぎたあたりで乗客の携帯が一斉に鳴り出した(俺のは何故か鳴らなかったが)。「うわっ地震が来る」。時速300キロ近くで走っている新幹線の中で鳴ればやはり身構えてしまうが、そのうち列車はスピードを落とし、地震の影響で停電ということで止まった。けたたましくスマホが鳴った割には地震が来ない。みんな「どこで地震だ?」という感じで調べている様子だった。わからないうちに豊橋まで動き、一旦止まったがしばらくして走り出した。その後しばらくしてLINE NEWSで「誤報だった」と知らせが来た。「誤報?」って聞くとどうしてもサイバー攻撃かと思ったが、これはたまたま何もなかったから(新幹線は15分遅れたが)良かったものの、逆に本当の地震なのに警報が出なかったらどうなるのだろうと考えると非常に怖いものを感じた。

しかし、この件は夕刊にも出ていないし、今朝の新聞でも3面記事に少し出ていたくらいだ。また気象庁の会見でも「計算を間違えました」と平然と言っていたが、なんかテストの点数が悪かった時の言い訳のようにしか聞こえず、「いやいや計算ミスって、それって物凄い大切な業務を怠った」ということであり、逆の想定や、世の中の混乱を考えたら、国のある機関がもの凄く稚拙だと証明した訳ではなかろうか?しかも日本は災害大国なのに。きっとこのニュースは国際的にも恥をかいたことであり、政府としてもその重要性を釈明するべきではなかったかと思う。

最近の頻繁に続く情報漏洩も然り、諸外国の日本への圧力(スパイ容疑や、新軍国主義など)に対しても然りだが、日本国の脆弱な部分を突っ込まれ過ぎではなかろうか。これは日米安全保障が屈強でない現状を突かれている背景もある訳だが、トランプの優柔不断外交に対し、日本は独自の主義主張をもっと唱えなければいけない。しかもトランプはあと長くて3年だ。トランプ無きアメリカになった隙の中朝露の動きは心配だ。一番まともなのは日本やカナダ、オーストラリア、西欧各国などだが、どうもそこが1枚岩になっていないところが、トランプや中朝露のわがままを許している。このままではウクライナが敗戦に、また中国が台湾侵攻へと、悪のシナリオが現実になってしまうかもしれない。そういう国際情勢の真っ只中なのに、地震の誤報という初歩的なケアレスミスは敵対する国々に対し笑いのネタを提供してしまった。今の世の中、戦争は情報戦だ。情報漏洩と誤報は日本の情報セキュリティの弱さを露呈しているわけだし、自衛隊のUSB問題もあったが、かつての非常に高度な情報インフラを持っているように見えていた日本の恥部がさらけ出されてしまった。そういう状況となればますます敵対する国々は日本にちょっかいを出してくるだろう。おとぼけな前農水相の対応も失笑されているだろうが、もうちょっと政府、行政とも緊張感を持って隙を見せずに毅然とした国の対応をしなくてはいけない。今の日本は国際的な問題も国内の問題も含め、四面楚歌の状態だ。数多くの難題を背負っている背中にもう火の粉が掛かろうとしている。打たれっ放しの7ラウンド目くらいだ。いい加減反撃のパンチを打ち出さないと戦うどころか、リングから降ろされてしまうような気がする。近隣諸国から何と言われようが、何らかの強い日本を示していかないといけない。