パリ到着

昨日、パリに移動した。4泊して日本に帰るわけだが何も予定がない。物欲のあるカミさんはあちこち予定しているようだが、こっちは物欲はないし、美術館ぐらいかなと思ったら行きたかった所がチケット売り切れだったりでどうしようかと。もちろん殆どの人がパリは憧れの街として買い物やグルメを楽しむのだろうし、何か新しいものも出来ているのだろうが、人生で50回以上来ている街ゆえにあまりトキめかない街になってしまった(そういう意味では東京も同じなのだろうが)。どうしようかなぁ、取り敢えず今夜は和食屋かなぁ。
今回の旅で少し片付いたことがある。それは懸案だった終の住処問題だ。取り敢えず今は港区のタワマンに住んでいるが、機能的ではあるが、QOL(クオリティオブライフ)としてどうかというと疑問が残る住まいだ。で、一応は近辺で4〜6世帯の小規模マンションをつくりたいと思っていたのだが、ここ最近の不動産価格高騰で物件数も少ないし、あっても港区、渋谷区界隈では何回も業者間を転がされて金額がバカ高いものしかなく間尺に合うものが殆ど出てこない。そんな状況なので諦めていたわけだが、ずっと今のマンションでは息がつまる。しかし、今回アンティーブの家やプロバンスの広大な庭のホテルに泊まり、あまり高層ビルに囲まれた港区、渋谷区に拘らず、もう少し離れた方が面積や価格が落ち着いているし、土地面積に対し容積を目一杯使わず、庭を広く取った建物を建てられるのではという考えに至った。離れるといっても環七あたりまでだが、せいぜい今より車で10〜15分ほど遠くなる程度ではなかろうか。田舎育ちのせいもあるのかもしれないが、田園調布の戸建てから港区に越してきて、賃貸の白金は低層でテラスも多くバランス良かったが、麻布台に越してからは景色はいいが、窓も開かず、カーテンが風に揺らぐこともない。街は機能的だが少し息苦しい感じがする。一般的には歳を取ったらマンションにというが、ここまで機能的だと今の自分の身には気楽さが足らない。例えは悪いが、コンビニは便利だけど豊かではないという感じだ。自分は数十年インテリアの仕事をしてきた自負もあるが、ずっと世の中の暮らしを見つめてきた。そんな自分にとって終の住処は大きなテーマである。そして自分の暮らしと資産という側面をバランスさせなければいけない。子や孫、兄弟などコアファミリーの末代も考えながら資産管理をしようと思っているのと、今更大豪邸を建てて住みたいとも思わない。ただ残りの人生も暮らしの質を追い求めてはいたい(それもボケたらわからなくなるのかな)。
そんなことで、焦らずにまた物件を探そうかなぁという気分になってきた。自分一人なら簡単なのだが、終の住処はカミさんとの共同問題でもあるのでなかなか意見の統一が難しい。ま、しかし、解は見つからずとも方向性が定まったのは大きい。
さてパリ、何しようかなぁ…。
※文と写真は関係ありません